水曜エンタ ニッポンお騒がせ人物伝2「悪女」が流した「涙」の真相SP【元看護師4人組保険金殺人事件とは?チフス菌「毒まんじゅう」殺人事件 犯人は?三原山自殺事件の死の立会人は?】

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テレビ東京 水曜エンタ【ニッポンお騒がせ人物伝2 「悪女」が流した「涙」の真相SP】

水曜エンタの今回はニッポンお騒がせ人物伝の第2弾です。テーマは「悪女」この記事では、「水曜エンタ【ニッポンお騒がせ人物伝2 「悪女」が流した「涙」の真相SP】」「元看護師4人組保険金殺人事件」「チフス菌「毒まんじゅう」「三原山自殺事件」について調べてみました

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1.水曜エンタ【ニッポンお騒がせ人物伝2 「悪女」が流した「涙」の真相SP】

テーマ:水曜エンタ【ニッポンお騒がせ人物伝2 「悪女」が流した「涙」の真相SP】
放送日時:2015年10月21日(水)21時00分~22時48分
内容:世間を騒がせた女性たちの波乱万丈な人生を描きます!「元看護師4人組保険金殺人事件」「チフス菌「毒まんじゅう」殺人事件」「三原山自殺事件」
MC:船越英一郎
ゲスト:YOU、渡辺真理

2.恐怖のマインドコントロール“元看護師4人組保険金殺人事件”とは?

2002年に発覚した福岡県久留米市の女性看護師4人による保険金連続殺人事件

(1)事件の内容
吉田純子、堤美由紀、石井ヒト美、池上和子の4人は昔同じ看護学校に通っていた。
卒業後8年ぶりに純子と美由紀が再会したことから事件は始まる。

①堤美由紀を洗脳
男に騙され、弱っていた美由紀の心に入り込んだ純子は、政界にも顔が利き、警察をも動かせる“先生”という架空の存在をちらつかせ、
自分がその“先生”とのパイプ役を担ってあたかも様々な問題を解決したかのように美由紀に見せかけた。

結果、美由紀の金銭管理や美由紀の母の金まで吸い上げて、ついには美由紀との肉体関係を結ぶことにも成功する。
それ以後、美由紀は純子と一緒に住み、純子やその子供たちの身の回りの世話もすることになる。

②石井ヒト美を洗脳
味をしめた純子は次に、夫の浮気に悩む石井ヒト美と再開し、問題をでっちあげてはそれを解決するふりをして金銭を騙し取ることに成功

③池上和子を洗脳
職場で同僚看護婦をいじめた経験のある池上和子と再会をし、石井ヒト美と同様の手口で金銭を騙し取ることにも成功、

④池上和子の夫殺害
池上和子に恩を売ることに成功した純子は、「先生」をもだして和子の夫殺害と、保険金搾取を計画
4人の医療知識で睡眠薬や空気を静脈に注射する事で目的を達成する

⑤石井ヒト美の夫殺害
池上和子の夫の時と同じ方法で目的を達成する
純子は得た保険金で、久留米市内の高級マンションの最上階を購入、
3人にも下の部屋を買わせ、自らを「吉田様」と呼ばせて3人を従える形となった。

⑥堤美由紀の母殺害事件
美由紀の母の預金に目をつけた順子は、糖尿病を患う彼女に多量のインシュリンを投与する計画をたて、
その実行犯に石井ヒト美を指名
しかし殺害に失敗する

⑦逮捕
殺害に失敗したヒト美は純子からの制裁金請求などで思い悩み、伯父に相談
結果、警察の門を叩いたことで一連の事件が次第に明るみになり、4人は逮捕された
そのときの生命保険などで手にした金額はすでに2億円にのぼっていた

⑧裁判の結果
罪状
・同僚看護婦から500万円を騙し取った詐欺罪(純子・美由紀)、
・和子の夫に対する殺害および保険金搾取(純子・美由紀・和子)、
・ヒト美の夫に対する殺害および保険金搾取(4人)による詐欺罪と殺人罪、
・美由紀の実母に対する強盗殺人未遂および住居侵入罪(純子・和子・ヒト美)、
・ヒト美を脅したことによる脅迫罪(純子・和子)で起訴され、
判決
吉田主犯の純子は死刑
堤美由紀・・・2010年3月最高裁判所で無期懲役が確定
石井ヒト美・・・懲役17年
池上和子・・・一審の判決公判前に子宮がんで亡くなったため公訴は棄却

(2)ドラマ・書籍化
・2004年11月25日に森功のノンフィクション書籍として『黒い看護婦』が発売された

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・2015年2月13日フジテレビでドラマ「赤と黒のゲキジョー」大竹しのぶ主演で放送された

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3.39歳女医の復讐劇“チフス菌「毒まんじゅう」殺人事件”とは?

(1)事件の内容
1939年5月神戸市立川池小学校(現・会下山小学校)の女性職員が自宅から持ってきたかるかん饅頭を同校の教師たちに配り、みなで食べたところ、9名がチフスを発病。

持参した職員とその兄弟2名も発病し、弟が5月15日に死亡した。

この饅頭は、職員の兄で舞子病院の副院長を務める医師宛てに、元患者の名前で医師宅に送られてきたものだった。

チフス菌「毒まんじゅう」殺人事件の犯人は、広瀬菊子当時39才でこの兄の元恋人

(2)広瀬菊子の逮捕と動機
①広瀬菊子の逮捕
チフス菌の入手可能経路などを調べた結果、副院長の未入籍の妻で内科医院の広瀬菊子浮かび上がった。

広瀬菊子が捜査線上に上がったのは、1924年に東京女子医専(現・東京女子医科大学)を卒業して医師になり、細菌研究所に出入りしていた為。

広瀬菊子は犯行を認め、6月5日に逮捕され橘通刑務支所に収容された。

②広瀬菊子の動機
菊子が神戸市立市民病院に在職中、当時医学生だった副院長と恋仲になった。

副院長が医師になったら結婚する約束で、菊子は実家に戻って医師として働き、5年間毎月学資を仕送りし続けた。

医師になった副院長のもとへ菊子が駆け付けたところ、冷たい仕打ちをされ、副院長の家族からも離縁を言い渡された。

副院長の妹からは「菊子姉さんは賢者としては偉いかもしれないけど、家庭人としてはゼロだ」と罵倒されたとも。

恨みを持った菊子は4月25日に大丸百貨店でかるかん饅頭1箱を買い、培養したチフス菌を注射器で饅頭に仕込み、偽名で副院長宅に送った。

副院長は実弟とこれを食べ、残りを実妹が職員として勤務していた小学校へ持っていった。

(3)裁判の結果
連日新聞で報道され、一大事件として世間を騒がせたこの事件に、女性の間では被害者一家よりも菊子へ同情する声が多く、減刑嘆願を訴える声も上がった。

裁判で弁護士側は、「犯行は副院長に肉体的・精神的・経済的苦痛を与えたかっただけであり、チフス菌感染の死亡率は18~20%と低く、殺意はなかった」と主張。

神戸地方裁判所は同情の余地があるとして、無期懲役に対し、懲役3年を言い渡した。

4.友人たちの自殺を見届ける「死の立会人」“三原山自殺事件”とは?

三原山自殺事件の火付け役となったのは、実践女学校の富田昌子

(1)三原山自殺事件の内容
①1993年1月9日の朝、東京から伊豆大島元村(現・元町)港に到着した若い女性の二人連れは、そのまま三原山に向かった。

その後、一人は火口に身を投げ自殺、もう一人はぼう然自失しているところを警備隊に救助された。

亡くなったのは松本貴代子、救助されたのが富田昌子という学生だった。

②当時の新聞はこの事件を「女学生の同性心中」として大きく伝えたが、警察の事情聴取が進むうちに意外な事実が判明した。

富田昌子は前日の1993年1月8日にも先輩の真許三枝子の自殺の見届け役として、三原山を訪れていた。

それを知った松本貴代子から自殺を立ち合ってほしいと頼まれたと告白した。

③この発言をきっかけに新聞は富田昌子を「死を誘う女」としてセンセーショナルに報じ、三原山は一気に自殺のメッカとなってしまった。

元々自殺の名所だった三原山は、前年自殺者9名、未遂者30名だったが、この報道で、この年だけで自殺者・未遂者を合わせて、男性804名、女性140名を数えた。

(2)なぜ三原山は自殺の名所なのか?
三原山は、「あそこなら楽に死ねる」「たくさんの人がなくなっているから寂しくない」との理由もあるからでした

富田昌子の事情が、高橋たか子の『誘惑者』の題材となっている

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(3)なぜ富田昌子は自殺に立ち会ったのか?
貴代子と昌子は仲がよく、貴代子が「19才になったら死ぬ」と何度も聞いていたので貴代子に立会いを懇願された昌子が同情して動向した。

(4)その後の富田昌子
二人の親友の自殺の立ち会い人となった昌子は世間から罵倒が浴びせられ、ずっと寝込んでいたところ、3ヵ月後4月29日に埼玉県の実家で変死を遂げた。

自殺とも、持病が悪化とも言われている


今回も悲しい事件がたくさんでます。なぜこんなことになってしまったのかと思うと残念でなりません。

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