月刊モーニング・ツーを休載した東村アキコ作『ヒモザイル』
人気漫画家で、上杉謙信を描いたマンガ『雪花の虎』でも話題の東村アキコさんの『ヒモザイル』が急遽連載休止となりました。この記事では、「ヒモザイルとは?」「ヒモザイル休載の理由は?」「東村アキコとは?」について調べてみました。
1.ヒモザイルとは?
東村アキコさんが、月刊「モーニング・ツー」で連載のマンガ。
(1)ヒモザイルの内容は?
「夢はあるもののお金がない、いわゆる“ダメ男”を家事のできる“ヒモ”に育て上げ、お金はあるものの仕事で忙しい独身アラサー女性のもとに送り込むといった実録ルポ」
(2)ヒモ男養成講座の対象は?
主に東村さんのもとで働く男性アシスタントたち
(3)ヒモ男養成講座とは?
ファッションの指導「抜け感男子」にする為のルール
①自分で髪の毛を切るの禁止
②服は東村はじめ女性アシスタントが選ぶ
2.ヒモザイル休載の理由は?
(1)ヒモザイルの休載の概要
2015年10月21日(水)『月刊モーニング・ツー』で連載中の東村アキコさんによる漫画『ヒモザイル』が休載と発表されました。
2015年10月22日(木)に発売された2015年12号に最新話を掲載予定でしたが、作品の内容に関するネット上での反響を受け、わずか2話で休載となりました。
(2)ヒモザイルの休載の理由は?
①アシスタントに対する失礼な物言いで読者から批判を受けた
②「主夫はヒモじゃない」「これ、ヒモじゃなくて主夫だろ。なんでヒモザイルって名付けちまったんだ?」「主夫をヒモ呼ばわりってジェンダー観が古すぎ」といった批判を受けた
③東村アキコさんが出版社に「しばらく時間をかけて内容を吟味し、発表できるかたちになってから再開したい」との申し入れがあった
(3)東村アキコさんからのコメント
「モーニング・ツー」で連載中の『ヒモザイル』ですが、22日発売の12号をお休みさせていただきます。WEB上で公開した後、たくさんのご意見をいただきました。
嫌な気持ちになった方には本当に申し訳ないと思ってます。そして、連載を楽しみにしてくださっている方々、本当にごめんなさい。
本作は実際の出来事を元に描いていこうと考えていたので、皆様からの反響に向き合わずに創作を続けることはできないと判断しました。
お休みさせていただきながら、今後について考えたいと思います。
東村アキコ
(4)ヒモザイルの再開は?
今後連載を再開できるようになった際には、誌面や公式Webサイトなどで告知が行われる
3.東村アキコとは?
東村アキコ(ひがしむら アキコ)
本名:森 明子
1975年10月15日生まれ 宮崎県出身
弟は 漫画家の森繁拓真
元夫のIKKAN(いっかん本名:新井一貫、1971年3月1日生まれ )は俳優、作家、演出家
1999年 「ぶ〜けデラックス」NEW YEAR増刊『フルーツこうもり』でデビュー
2004年 IKKAN(いっかん)と結婚
2005年 男児を出産
2008年 『海月姫』を談社「Kiss」で連載
2008年 離婚
2010年 『主に泣いてます』を講談社「モーニング」で連載
2010年 『海月姫』がフジテレビ『ノイタミナ』枠でテレビアニメ化
2010年 第34回(平成22年度)講談社漫画賞少女部門受賞
2012年 『主に泣いてます』がフジテレビにてドラマ化
2013年 再婚
2014年 『海月姫』が実写映画化
2015年 『かくかくしかじか』で第8回マンガ大賞を受賞
2015年 『東京タラレバ娘』が第6回ananマンガ大賞の大賞に選ばれた
今回は飛ぶ鳥落とす勢いの東村アキコさんの炎上でしたね。東村アキコさんは、ギャグ漫画家としても人気でどうしてもブラックやシュールな事を書いてしまうのでは?と思いました。
『ヒモザイル』が再開する時はどんな内容になるのか?皆が楽しめる内容だと嬉しいです。