世界のウルトラマラソン
ウルトラマラソンは自然を走ることが多く土地が広い海外などでは規模が違います
「正気なのか?」と思ってしまうほどのレースがたくさんあります
猛暑もあれば極寒もあり毒蛇がいるような場所を走ることもあります
様々なレース紹介するなかで、人はなぜこんな命の危険があるレースに参加するのか、参加したいその魅力は何なのか調べてみました
北極マラソン(North Pole Marathon)
北極の上を42.195㎞走るフルマラソン大会です
体感温度は-40度前後と言われ、想像を絶する寒さの中で走り抜けます
寒さ対策でゴーグルやネックウォーマーなど重装備で体全体を覆って走ります
サハラレース(ナミビア)
アフリカにある世界最大の砂漠「サハラ砂漠」を走るマラソンです
この大会はステージ制で行われ、合計約250㎞の道のりを7日間に分けて走行します
平均気温は35~40度ですが、日中は50度を超えることもありながら、7日間の分の食料を背負って走らなくていけません(水とテントは支給)
2016年大会は、日本人の飯野航選手が優勝を果たしました
バッドウォーター135(STYR LABS BADWATER 135)
アメリカ・カリフォルニア州で行われる【世界一過酷な耐久レース】
大会名の【135】はキロメートルではなくマイル表示なので、実際の距離は約217㎞
この距離を制限時間60時間で走破しなければなりません。
過酷なのはやはり【暑さ】と【起伏】です
コース中に通る【デスヴァレー】は、かつて世界最高気温56.7度を記録したこともある猛暑の地として知られ、さらにレース終盤にかけて激しい上り坂が続きます
2017年大会を制したのは、サハラレースと同じ日本の飯野航選手
この大会は「サポーター」と呼ばれる補助役を2名以上付けなければならないという、一風変わった大会でもあります
エベレストマラソン
世界でもっとも標高の高いマラソンの大会
スタート地点のエベレストベースキャンプ(標高約5360m)からナチェバザール(標高約3440m)までを下るコースとなっています
まず、スタート地点に向かうのが大変です
なんと10日間もかけて地点に向かうようです
道中は高山病とも戦わなければならず、スタート地点につく前に亡くなってしまう方がいるようです
Self-Transcendence 3100 Mile Race(アメリカ)
毎年夏(7・8月頃)に開催し、約880mの周回コースを52日間で5649周、約5000km走る世界最長のマラソンと言われています
制限時間内での完走するには1日平均100km近くを50日もつずける必要があります
ただ同じ所を周回するだけなので精神的にもつらく、なぜこんなレースを考えたのか分かりません
Jungle Marathon(ブラジル)
フルマラソン1回走るだけでも大変なのに、このレースは6回走るうえに危険な動物に襲われる可能性がある
ジャングルの中を走り、アナコンダ・ワニ・ピラニア等が潜む川や沼などを254kmを走る
走っているない最中に猿やの叫び声、アリやハチに刺され、ジャガーにも追われる
その他にもクモ・蚊・サソリもいる
The Grand Raid Réunion / Diagonale des Fous(インド洋)
「Diagonale des Fous」(狂気の登坂)という名前がすべてを物語っているように全長164kmのノンストップウルトラマラソンには登坂9917mが含まれる
豪雨と霧、そして高温の熱帯気候の中、ごつごつとした火山岩の上を走らなければならないこのレースが神格化されている
高所恐怖症の人はやめた方がいいですね
最後に
世界のウルトラマラソンはやはり規模が違いますね
常に死を覚悟しなければならないレースばかりでしたね
ですが、ランナーたちは死にたいわけではなく達成したい思いがあり出場しているのです
人間の限界に挑戦するランナーたちを応援したいですね
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